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あの海○雄山も唸るかもしれない、いまどきの社員食堂。

社員食堂訪問記 特別編

食べて応援! 社員食堂で地域に貢献 株式会社クボタ

大阪市浪速区に本社を構える株式会社クボタ。1890年に鋳物の製造・販売からスタートし、現在は農業機械、建設機械、水道用鉄管、産業用ディーゼルエンジンなどを世に送り出しています。
クボタさんは農業機械メーカーとしては国内トップシェアであるだけでなく、世界では3位のシェアを誇っており、売上の約3分の2は日本以外というグローバル企業です。
そんなクボタさんの社員食堂は、本社ビルと第2ビルに2つあります。注目は、コミュニケーション活性化の為に設置された第2ビル社員食堂「K’rossing(クロッシング)」で、「アフターファイブで社員同士のコミュニケーションが取れる場所を作ること」「屋上緑化への取り組み」という前社長の指示を受けて始まったプロジェクトが結実した社員食堂となっています。
一体どのような社員食堂なのでしょうか? それではご案内いたします!

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収穫体験に訪れている園児たち。

会社の壁に飾られている、絵や文字で描かれた子どもたちの収穫体験の感想。

活発な社員間交流や地域交流などの活用で、たんなる食堂以上の価値を持つクボタの社員食堂

クボタ本社の社員食堂のうち、本社第2ビルの「K’rossing」は屋内の敷地面積は280平方メートル、テラスは約1,000平方メートル。

クボタグループの従業員、OB、そして従業員同伴のお客様が利用できる施設となっています。テラスでは有機野菜栽培・収穫体験の実施、厨房排水再利用などを行なっており、クボタワークスという障がい者雇用を実施しているグループ会社も管理に携わっています。

「コミュニケーション活性化」のためにつくられていることから、社内の人脈構築を目的とした若手懇親会(20代限定)や、ボサノヴァやジャズといった音楽ライブイベント、被災地の食材やお酒を振る舞う東日本大震災復興応援イベント、グループの他部門とのコラボや季節の料理、地域の料理といったさまざまなイベントを実施。社内イントラや電子看板だけでなくチラシもつくって配布されるなど、積極的な告知活動も見逃せません。

また、農業機械メーカーとして常に“農“を意識するための工夫として、テラスでは米や野菜の栽培を行なっています。その収穫体験を地元の保育園・幼稚園児に開放。地域社会とのコミュニケーションにも役立てています。

そんなK'rossingですが、社内からも「和が深まり、仕事がしやすくなった」「普段接点のない人とつながって業務に役立った」「OBが会社に来やすくなった」といった声が聞こえるなど、その成果が現れています。

こういったイベントを企画運営しているのが、総務部の方々です。開設してから6年近くにわたりこれほどの徹底した取り組みを実施してきたことなどを考えると、他とは一線を画した社食といえるでしょう。その目指すところを伺うと、

「様々な従業員がK’rossingを使い、新しい仕事のアイデアや問題解決につながる発想などができる場、コミュニケーションスペースとしていきたい」(総務部 多田氏)とのことでした!

社員間のコミュニケーションスペースとしてだけではなく、働きやすさ、業績に直結するアイデアの創出の場、そして地域への貢献など、マルチな意味合いを持つクボタさんの社員食堂は、その運営を支えている方々の努力が垣間見える社員食堂でした。